TAKUMI建築設計室
TAKUMI ARCHITECT STUDIO
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吐田郷の家
用途:    専用住宅
建築場所:  奈良県内
竣工:    
2012年11月(昭和初期築)
構造:    木造
規模:    平屋建て(ツシ有)
延べ床面積: 
110.85u 

金剛・葛城山麓のこの辺りが南葛城郡吐田郷村と呼ばれていた昭和初期に建てられたお家の改修計画の依頼を受けた。内容は生活する上では欠かせない水廻りの老朽化した部分の更新及び耐震補強、屋根・外装の改修工事の設計。
80年以上前に建てられた家の当初のプランは、田の字型の四間取りプランにとおり庭を挟んで、おくどさんのある炊事場と農作業等をするシモミセと、屋根裏のツシで構成されたもの。
施主であるご主人の結婚を機におくどさんやシモミセを取壊して、リビング・キッチン・ダイニング及びトイレ・洗面脱衣室を改修されていたが、その改修からも20年以上の歳月が過ぎ、子供の成長と共に生活スタイルも変わり、当時は我慢できた長い動線や建物内の段差や隙間風等々の問題箇所の改善を試みた。
耐震補強に関しては、予算の都合上、限界耐力計算を使い安全限界を守るに留めることになったが、木造建築がもつ本来の特性を生かした改修が出来たと思う。

建築後、80年以上経った古いお家の良さを残しつつ、新しいデザインを天然素材を使用しながら取り入れ、日が経つにつれ、使われ続けてきた材料と新しい材料が馴染み合い、其々の味わいを深め、今から更に80年経った頃には、今にも増した魅力を放つものであってほしいと願う。

 
日本瓦と焼杉と漆喰は日本の伝統的な素材で
良く馴染みます


 

外装に使った焼杉の見事な存在感

 
リビング
素晴らしい存在感の梁は80年経って初めて日の目を見た


 
リビングの床は県産材のスギの無垢板
裸足で感じる木の温かさは想像を超えて気持ちいい


 
ダイニングからリビングを望む
中央に見えるのがケヤキの大黒柱



玄関


 
玄関出入口


 
式台下に新たに設けた下足入


 
玄関に新たに設けた照明


 
古材と新材のコラボレーション


 
白壁に写る灯りの模様


 
洗面脱衣室


 
釘を使わない木組みを大切に残しています


 
トイレの収納棚


 
トイレの引き戸
小窓で吸気口を兼ねる


 
浴室の壁・天井にはヒノキの赤身材を使用
木の香りと模様が一日の疲れを癒してくれます




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